古着やリユース品の柔軟剤や香料がキツくて着られない時の、ニオイの取り方を紹介します。臭くて着られず処分する前にお試し下さい。
みなさん、こんにちは。
メルカリ等で古着を買ってみたら、柔軟剤の臭いがキツい!とてもじゃないけど着られない…なんていう経験、ありませんか?
特にすぐにサイズアウトしてしまう子ども服や、もうお店には売られていないお洋服、それからいつぞやの限定品などなど…
欲しいアイテムがやっと見付かったのに、香りがキツすぎて着られないのはショックですよね。
そこで当記事では、柔軟剤や香料がキツい衣類のニオイの取り方を紹介します。
- 酸素系漂白剤を使用できない素材のお洋服は、この方法でにおいを取ることができません。
- お洋服のお洗濯タグと、お使いになる洗剤の”使えない物”を事前にご確認下さい。
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柔軟剤・香料のキツイにおいを取る方法①準備するもの
柔軟剤や香料のキツイにおいを取る時は、ニオイ移りしないよう準備をします。
を用意するモノは、
- 厚手のビニール袋
(45リットルぐらい) - 手袋
- マスク
- 酸素系漂白剤か
酸素系多用途洗剤 - 60℃ぐらいのお湯※火傷にご注意下さい
以上です。
香料が移らないよう、厚手のビニール袋を使用
バケツやウォッシュタブなどに香料が移ってしまうと本末転倒なので、ビニールを使用します。
キツイ香料だと揉む事が必要になるので、できるだけ厚手の物を用意して下さい。
厚手のビニール袋がない場合は2重にして使用します。
手袋とマスクもお忘れなく
今回は酸素系漂白剤をお湯に溶かし、香り成分を揉み出すような作業をしますので、念の為に手袋をして下さい。
それから、お湯で香り成分を強く感じることがあるのでマスクもお忘れなく。
熱めのお湯で、少し多めに酸素系多用途洗剤か酸素系漂白剤を使用
普段のつけ置きよりも少し熱めのお湯に、少し多めに酸素系多用途洗剤か酸素系漂白剤を溶かします。
お湯はだいたい60℃ぐらいを目安にして下さい。※火傷にご注意下さい
ただしお洋服に温度が記載されている場合は、その温度以下のお湯を使用します。
酸素系漂白剤の中には香りがついているものがあります。
今回はお洋服に染み込んだ香料を取るのが目的なので、無香料のものを選んでくださいね。
柔軟剤・香料のキツイ香りを取る方法②手順とコツ
それでは手順を紹介していきます。
ビニール袋に60℃ぐらいのお湯※火傷にご注意下さいを入れ、酸素系多用途洗剤または酸素系漂白剤を多めに溶かします。
香料が気になる衣類を浸します。
繊維の間に付着している香り成分を、揉むことで洗剤を溶かした溶液に溶け出させます。
2時間程度つけ置きます。
香り成分が溶け出したお湯をいったん捨てます。
ビニールに再びお湯と洗剤を入れ、衣類を浸し、揉み、つけ置きします。
2回目のつけ置きは、一晩でもオッケーです。
つけ置いていたお湯を捨てて、通常通り洗濯をします。
以上が、柔軟剤や香料のキツイ香りを取る手順です。
今回は界面活性剤・香料不使用の酸素系多用途洗剤”わたしと時間を大切にする洗剤“を使って、柔軟剤・香料のニオイを取りました。
- 大量の酸素の力で汚れを落とす洗浄剤。
- 主原料は純国産の高品質な過炭酸ナトリウム。
- 界面活性剤・香料不使用。
- 漂白・洗浄・脱脂・脱臭・除菌が1つで叶う。
※使用できない素材があります。こちらからご確認下さい。
熱めのお湯に酸素系漂白剤を多めに入れる
バケツや洗面台などに大きめで厚手のビニール袋を被せ、ビニール袋の中にお湯を入れます。
今回は、少し熱めのお湯(50℃〜60℃※火傷にご注意下さい)を使用します。
わたしと時間を大切にする洗剤の使用用の目安は「お湯1リットルにつき大さじ1杯」ですが、目分量でオッケー。
ただ濃度が薄いと効果も薄いので、柔軟剤を落とす場合は多めに入れましょう。
揉んで溶液に香料を溶け出させる
お洋服が浸かる程度にお湯を入れて、洗剤をシュワッと発泡させたら、柔軟剤の香りがきついお洋服をモミモミします。
この時、お湯の熱さで火傷しないようご注意を。
わたしと時間を大切にする洗剤は基本的にモミモミいらずなのですが、今回は手強い柔軟剤相手なので、物理的な力を加え、洗剤を溶かしたお湯に香料を溶け出させます。
強く揉まないで、ギュッギュッっと押すだけで大丈夫です。
つけ置いたら一度溶液を捨て、新しい溶液に浸ける
2時間ほどつけ置いたら、いったん洗剤を溶かした溶液を捨てます。
お洋服を軽く絞り、再びビニールに60℃ぐらいのお湯を入れ、洗剤を多めに入れて、軽くもんだらそのままつけ置きします。
2度目のつけ置き後は普通に洗濯
一晩つけ置いて、翌日普通にお洗濯をします。
できればお天気の良い日に、たっぷりのおひさまの元で乾かして下さい。
経験上、その方が香りが取れる気がします。
さて、私が着られないほど香りがキツいお洋服は、この方法でだいたい8割ぐらい香りが取れます。
顔を近づけクンクンすると柔軟剤の香りが残っているものの、着用して気分が悪くなるようなきつい香りではなくなりましたので、及第点と言えましょう。
マイクロカプセルの柔軟剤は落としにくい
柔軟剤の香り成分も色んな種類があるようなのですが、特に面倒なのが「マイクロカプセル」と言われています。
熱や摩擦でマイクロカプセルの膜が破裂し、中から香り成分が放出するというもので、普通の柔軟剤よりも落としにくいのです。
今回つけ置きする香りがきついお洋服がどのような柔軟剤や香り付き合成洗剤を使ってこのニオイになったのかは不明なので、もしかするとマイクロカプセルの柔軟剤を使用したモノはここまでニオイが落ちない可能性があります。
ただ「熱や摩擦でマイクロカプセルの膜が破裂して中から香り成分が放出する」というマイクロカプセルの性質は、”お湯ともみ洗い”を繰り返す事でカバーできるかも。
さいごに
リユース品の柔軟剤や香料の落とし方を解説しました。
リユースは破棄される物を少なくするという観点からも今見直されています。
これからも気持ちよくリユースしたいと思います♡
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